のん(5歳)にIQテストを受けさせてみました。
もちろん、IQテストの結果で導き出される「幼児期の知能指数」が当てにならないのは承知しています。
何しろ知能指数の計算式が、「精神年齢÷生活年齢×100」ですからね。
生活年齢というのは暦の年齢で、精神年齢がそのときの知識量です。
だから小さいうちから家庭学習をやっていると、小さければ小さいほどIQが高く出やすいわけです。
ただし、式がこれですので、年齢が上がるに連れて、分母は大きくなり、IQ数値も落ち着いて来るものと思います。
で、のんのIQですが、150と出ました。
120くらいかな、と想像していましたので、数字にはびっくりです。
ただ、結果を良く見てみれば、精神年齢としては7歳の後半程度とのこと。
早生まれののんにとっての7歳後半と言うと、小学校2年生の冬の時期に当たります。
しかし、4月に生まれた子にとっては小学校1年生の冬になるわけですね。
多少のアドバンテージはあるにせよ、そんなのあと1年ちょっとの話なので、抜きつ抜かれつになるでしょうし、この辺りは人と比べても仕方なく、誤差だなと思いました。
早生まれで身体も小さいですので、何をやるにも体力的、知力的にビリになりやすいためか、周りのお友達に負けまいと食らいついて行った結果が、本人のスキルを上げる結果に繋がっていたということなんでしょうね。
逆に言えば4月生まれの子は体力も知力も他の子より高い状態から年度が始まるので、追われる身としての辛さが絶対にあるだろうなと思いました。
周りが自分と同じかそれ以上だったら、更に伸ばして行く方向に向かえそうですが、周りの方が自分以下だと安心してしまって頑張れなさそうという気がしてしまうので。
でも、だからこそのIQテストなのではないか、という風に我が家では見ています。
IQテストは模試と同様に、自分の中での比較の基準/比較の尺度を作るものだと思ったのです。
のんの話に戻ると、やっぱりいつもの取り組みの結果が数字に表れている気がしました。
図形などの形に関わる力が 170近い ということです。
パズルが好きだったり、絵が好きだったり、というのが効いてるのかなと。
一方で言語能力は 140以下 とのこと。
納得できる結果です。
のん自身の個別のスキルの間で30の開きが出ました。
5歳でIQ30の差というのは、だいたい1歳半の開きという計算です。
お絵描きやパズルはほっといてもやるので良いとして、今後は更に読み聞かせなどを強化し、親子の対話をもっと増やして行こうと思いました。
あとはひらがなカタカナは全部読めるようになったので、そろそろ一人で本などを読んでくれたりするとうれしいのですが。(楽をしようと考えているわけではありません。きっと。。。)
でもこういう風にして、のんの中の個性というかスキルのようなものが、何が強くて、何が弱いかを知っておくことで、今後の教育にも活かして行けると思います。
今回は図形が得意で、言語が苦手という結果が出ましたが、次に何かのチャンスがあるときに再度トライしてみて、その結果として、図形が更に伸びるのか、はたまた双方がバランスするのか見ながら、本人の適正を考えて行くようにできるし、自分の中での比較軸/比較基準として今回のIQテストは有用だったなと思いました。
でも、数字にだけこだわるのはやめようと思います。だって150を維持しようとしたら、6歳のときに受けたら9歳の精神年齢をたたき出さないといけないわけで。150を追って詰め込み教育になってしまうのは避けたいし。やっぱりどっかでは破綻しそうだなあと思った次第です。
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